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充実した生活を送るために事前にチェックしておこう
広島県では、県が一体となって子育て世帯をサポートする取り組みを行っています。その中のひとつ、すべての子育て世帯を見守る「ひろしま版ネウボラ」では相談窓口を設置し、専門職の人が対応しています。
「ネウボラ」という言葉をはじめて聞いた人は「一体何のこと?」と不思議に思うかもしれません。「ネウボラ」とは、フィンランド発の子育て支援制度や施設のことです。1人のネウボラ相談員が妊娠・出産・子育てに関するさまざまな悩みにワンストップで対応します。サービスに切れ目がないので、早期に適切なサポートが受けられるんです。広島県では現在、6市町でモデル事業を展開しています。
子育て中のパパやママは24時間365日休みなく家事や育児に奮闘していますが、子育ては一朝一夕にはいきません。悩みや不安もあることでしょう。その際に参考になるのが子育ての情報をまとめたお役立ちサイトです。広島では子育てをしている人に向けて役に立つ情報をまとめた「イクちゃんネット」を開設しており、子育て世帯をサポートしています。
また、地域は限定されてしまいますが、広島市では市内の子育てイベントや支援施設などの情報などを掲載しているポータルサイトやアプリも展開しています。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
広島県が特に力を入れているのが学びのセーフティーネットの構築です。経済的な事情は各家庭で異なりますが、子どもの可能性や能力を伸ばせるように負担を軽減したり、相談支援に力を入れたりしています。
広島県では移住を希望する人に対してさまざまな支援を行っています。例えば、移動にかかる経費を補助する「片道交通費支援制度」は、移住前の調査や転職に伴う企業訪問などの活動調査のための片道旅費を支援する制度です。対象は東京や神奈川、千葉、埼玉の首都圏に住む20歳以上の人です。希望者が混み合っているので申請は早めに行うことをおすすめします。遅くとも出発の2週間前までにひろしま暮らしサポートセンターに相談してくださいね。
住宅については空き家バンクで探してみてください。市町村ごとに空き家の情報が掲載されています。また、空き家や空き店舗を利用して開業を検討している人に向けての支援なども紹介しています。