広島県で観光するならここじゃけん！

世界遺産に登録されているスポット

まず足を運んでほしいのが世界遺産でもある「厳島神社」と「原爆ドーム」。歴史や文化、自然を感じられる場所で多くの観光客が訪れており、修学旅行先として他県からも人気があります。
厳島神社が創建されたのは593年ですが、現在のような寝殿造りの海上社殿は1168年頃に平清盛によって造営されました。厳島神社は潮の満ち引きのある場所に建てられています。満潮になると海水が大鳥居や社殿の回廊の下にまで押し寄せ、まるで海に浮かんでいるよう。
なぜそのような場所に建てられたのでしょか？それは厳島神社がある宮島は島全体が神として捉えられていたからです。ご神体を傷つけないように、木を切ったり土を削ったりすることを避けるために潮の満ち引きのある場所に建てられた、といわれています。
厳島神社のある宮島へはフェリーで10分ほど。上陸後神社へと続く表参道商店街には約70店舗の飲食店や土産物店が軒を連ねています。牡蠣や穴子などの宮島グルメの食べ歩きや、お土産の定番である「もみじまんじゅう」の焼き立てを楽しめる店もあり、宮島のメインストリートとなっています。
もうひとつの世界遺産である原爆ドームは戦争の悲惨さを後世に伝えるための施設です。被爆した当時のままの姿で残されており、多くの人が平和を祈るために訪れています。世界遺産に登録されたのは1996年。今では広島県を代表する観光スポットとして人気があります。

人気の観光スポット

尾道市と愛媛県の今治市を結ぶ「しまなみ海道」は全長約60キロメートルの自動車専用道路です。瀬戸内海に浮かぶ島々の風景を楽しめるとして人気を集めているスポットです。しまなみ海道周辺には瀬戸内の絶景を楽しめる亀老山展望台やイルカと触れ合える伯方島、西の日光と称される「耕三寺博物館」、国内屈指の透明度を誇る「瀬戸田サンセットビーチ」などの観光スポットが点在しています。また、サイクリングコースとしても注目を集めており国際大会も開催されています。世界の最も素晴らしい7大サイクリングコースにも選定され、今ではサイクリングの聖地として有名です。
野球ファンにおすすめなのが「カープベースボールギャラリー」。広島カープファンの聖地となっています。1階のグッズショップでは広島東洋カープのオリジナルグッズや選手のポスターなどが販売されており、ここでしか買えないレアグッズもたくさんあります。2階には過去の記念トロフィーや歴代の入団選手の銅板などが展示されています。